季節のおすすめ『岩川さんの夢白桃』

水信オンラインショップの取り扱い商品の中でも特にこの季節におすすめしたい、とっておきの逸品をご紹介します！

いよいよ始まった桃の季節。今シーズン最初にご紹介する桃は、岡山県のオリジナル品種「おかやま夢白桃」です。白桃で有名な岡山でも近年人気が急上昇している、大注目の品種。横浜水信では桃農家の岩川美紀さんの作る、こだわりの「おかやま夢白桃」をお届けいたします。

岡山県のオリジナル品種
「おかやま夢白桃（ゆめはくとう）」

「おかやま夢白桃」は岡山県オリジナル品種として2005年に登録された、比較的新しい品種。岡山県内でのみ栽培が認められている品種です。
白桃として有名な「清水白桃」に次ぐ人気で、最近ではさらに人気の急上昇している「おかやま夢白桃」。昔から岡山を代表する「清水白桃」と、新鋭「おかやま夢白桃」はライバル⁈といわれ、よく比較されています。
例えば、味で言うと、
「清水白桃」は黒砂糖の味。
「夢白桃」は白砂糖の味。
同じ白桃でも、全く違った個性を持った桃なんですね。

さっぱりした食味で
暑い時期にぴったりの桃

白桃の特徴である、果肉の乳白色が美しい「おかやま夢白桃」は、甘くて、豊潤。柔らかさの中に歯応えがあります。
甘過ぎず、ねっとりとし過ぎない甘味なので、暑い夏でもおいしくお召し上がりいただける味。歯ざわりを楽しめる爽やかな食味も、夏にぴったりです。
今年は梅雨明けも早く、もう夏本番を感じる本格的な暑さとなっているので、ぜひ召し上がっていただきたい桃です。

さっぱりめの味わいの「おかやま夢白桃」をはじめ、桃を美味しく食べるコツは、冷やし過ぎないこと。冷え過ぎると甘さを感じにくくなるため、常温で置いて、食べる１時間ほど前に冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。

本来の桃の力を引き出す
岩川さんのこだわりの栽培方法

岩川さんの桃作りは、木を草と共生させて育てる草生栽培というこだわりの栽培方法。除草剤を使わず、自然のまま本来の桃が持つ力を使って育ちます。
ただ、放っておくだけでは美味しい桃は育ちません。
桃の栽培でいちばん大変なのは、受粉（交配）作業。夢白桃は自分で受粉するだけの花粉が無いので、全て人の手で、1花に3〜5回は受粉して回るそうです。そのため、アルバイトをやとったとしても、今ある本数の受粉で精一杯。樹の本数を増やしたくても、限界だそうです。
また、とてもデリケートな樹なので、病気にも細心の注意が必要です。