「さくらんぼ」についての基本情報から、ちょっとためになる雑学まで、
さくらんぼをより美味しく楽しく味わっていただくためのさまざまな情報をお届けします。

横浜水信バイヤーが自信をもっておすすめするさくらんぼの逸品をご案内いたします。

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横浜水信で取り扱いのあるさくらんぼの出回り時期と、いちばん美味しい旬の時期をカレンダーでご案内します。
(天気等の条件により、時期は前後する場合があります)

Basic Information

「さくらんぼ」の基本情報

さくらんぼの分類、産地と生産量、
品種情報など、
基本情報をまとめました。

「さくらんぼ」とは〜植物上の分類

さくらんぼ=サクランボはバラ科サクラ属の桜の木になる実で、桜桃(おうとう)とも呼ばれます。日本で栽培されているサクランボは主にセイヨウミザクラという種類で、丸くて種のある、赤や黄色、黒紫色の実がなる品種があります。サクランボはヨーロッパで有史以前から食べられていた果実で、現在では世界中で栽培されています。日本では明治時代から栽培されるようになりました。

産地と生産量

日本のさくらんぼの生産での上位3ヶ所と収穫量です。産地としてダントツ1位が山形県で、東根市、寒河江市などが特に有名です。
(2021年 農林水産省 作物統計調査より

順位 都道府県 収穫量
1位 山形県 9,160トン
2位 北海道 1,500トン
3位 山梨県 942トン

さくらんぼのおもな品種

日本のさくらんぼの品種で最も有名な代表品種は「佐藤錦」で、品種別生産量の60%以上を占めています。
そのほかにも「紅秀峰」「高砂」「紅さやか」「ナポレオン」「北光(水門)」などさまざまな品種が栽培されていて、新品種も誕生しています。
近年出荷が始まった大粒の「やまがた紅王」、果肉が黄色い「月山錦」など、それぞれに特徴のある品種が全国で開発、栽培されています。

さくらんぼの旬

さくらんぼが一番多く出回るのは、6月〜7月です。
「高砂」など早生品種は5月頃から出荷が始まり、6月になると中生種の「佐藤錦」などの出荷が最盛期を迎えます。やや遅れて、7月初旬ごろに「紅秀峰」など晩生種が最盛期となり、7月いっぱいまで続きます。
その他、アメリカンチェリーに代表される、海外からの輸入サクランボは出回りの時期が長く、4月下旬ごろから8月上旬頃まで楽しめます。

味わいの特徴

さくらんぼは品種によってさまざまな味わいのものがありますが、代名詞とも言える品種「佐藤錦」は、果皮が美しい赤色、果肉は乳白色でやや柔らか、甘味と酸味のバランスのよい品のある味わいです。ハリのある皮の食感とジューシーな果肉の食味も非常に良く、高級果物として贈答品などでもおなじみです。
また、「紅秀峰」は酸味が少なく糖度が高め、果肉がやや硬めで日持ちがしやすく、シェアを伸ばしています。

栄養価と効能

さくらんぼには、鉄やカリウム、葉酸といったミネラルや、ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれています。
鉄分は貧血予防、カリウムはむくみや高血圧の予防、食物繊維は腸内環境を整え便秘の解消に効果が期待できます。また、抗酸化作用のあるポリフェノールも含んでいます。

Useful Information

「さくらんぼ」のお役立ち情報

さくらんぼをより美味しく
味わっていただくための
基本情報をまとめました。

おいしいさくらんぼの選び方

おいしいさくらんぼを選ぶ5つのポイントをご紹介します。

  1. 色づきがよく、つやがあるもの。
  2. 皮が薄く、実にハリのあるもの。
  3. 軸が緑色で太く、しおれていないもの。
  4. 形が整っていて粒の大きいもの。
  5. 傷や斑点がないもの。

以上のポイントをおさえて、美味しいさくらんぼを選びましょう。

食べ頃と食べ方

さくらんぼは、収穫してから時間が経つと、甘みが落ちたり、傷みやすくなったりします。購入したらできるだけ早く食べるのがおすすめです。また、冷えすぎると美味しさが損なわれるため、冷やすのは食べる直前にしましょう。

保存方法

さくらんぼを保存する場合は、暑い場合を除き、できるだけ冷蔵庫でなく冷暗所で保存します。

冷蔵庫での保存する場合の注意

暑い時期は、短期間の保存であれば冷蔵庫がよいでしょう。冷えすぎると食味がおちるため、野菜室などで保存し、できるだけ早く食べ切ります。

冷凍して保存

冷凍で保存することができます。凍らせたさくらんぼは、そのままシャーベットのように美味しくいただけます。また、加熱してコンポートやジャムにしても美味しく、お菓子やデザートに利用できます。

さくらんぼのレシピ〜美味しいアレンジ

さくらんぼは新鮮なものを生で召し上がっていただくのが一番のおすすめですが、生でも加工したものでも、特にスイーツとの相性が抜群です。また、飲み物とアレンジするのも、おすすめです。

ジャム

サクランボに砂糖を加えて煮詰めて作るジャムは、パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたり、お菓子作りにもぴったりです。

コンポート

サクランボを煮込んで、砂糖やシロップで甘みを加えたもの。愛らしい形を生かしてソーダなどのドリンクやヨーグルト、アイスクリームに添えたり、ケーキの飾りにしたりできます。

ゼリー

生のサクランボをゼリーにしたフレッシュなものや、コンポートをゼリーにしても美味しくいただけます。

タルト、パイ

甘酸っぱいさくらんぼを使った焼き菓子もスイーツの定番メニューです。コンポートや缶詰もありますが、旬の時期はフレッシュなさくらんぼを贅沢に飾ったフルーツタルトなどもおすすめです。

フレッシュなさくらんぼは、初夏を感じる旬の時期ならではの味わい。加工したものなら、季節を問わず、さくらんぼのおいしさを味わうことができます。
ぜひ、いろいろなメニューでさくらんぼをお楽しみください。

Cherry column

「さくらんぼ」コラム

さくらんぼに関する雑学や、
最新情報をお伝えします。

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