「柑橘」についての基本情報から、ちょっとためになる雑学まで、
柑橘をより美味しく楽しく味わっていただくためのさまざまな情報をお届けします。

横浜水信バイヤーが自信をもっておすすめする柑橘の逸品をご案内いたします。

横浜水信で取り扱いのある柑橘の出回り時期と、いちばん美味しい旬の時期をカレンダーでご案内します。
(天気等の条件により、時期は前後する場合があります)

Basic Information

「柑橘」の基本情報

柑橘の分類、産地と生産量、
品種情報など、
基本情報をまとめました。

「柑橘」とは〜植物上の分類

柑橘類は、バラ科ミカン属の植物の総称です。ミカン属には、約160種の植物が分類されており、そのうち約60種が果実をつけることから、食用果樹として栽培されています。一般的に、酸味と甘味のバランスが良く、さっぱりとした風味が特徴。果肉は、果皮と果肉の間にある白い部分(アルベド)を含めて食べられます。
柑橘類の原産地は、東南アジアと中国南部と考えられています。現在では、世界各地で栽培されており、特に、日本、中国、アメリカ、スペイン、ブラジルなどが主要な産地です。
日本には古代中国から渡来したと考えられており、奈良時代にはすでに栽培されていたとされています。本格的な栽培は、江戸時代になってから普及し始めました。

日本の柑橘のおもな種類と味わいの特徴

日本では、約100種の柑橘類が栽培されています。その中でも、代表的なのが「みかん」です。

みかんの品種は、大きく分けて「温州みかん」と「タンゴール」の2つに分けられます。温州みかんは、日本で最も古くから栽培されているみかんの品種で、甘みと酸味のバランスが良く、さっぱりとした風味が特徴です。タンゴールは、温州みかんとオレンジの交配種で、果肉が厚く、甘みが強く、ジューシーな味わいが特徴です。

みかんの次に種類が多いのは「デコポン」です。デコポンは、タンゴールの一種で、果肉が厚く、甘みが強く、果汁が多いのが特徴です。2023年産の収穫量は、全国で約15万トンで、柑橘類全体の約5%を占めています。

みかんのイメージ 横浜水信

その他の主な柑橘類の特徴をご紹介します。

・せとか
みかんを甘く凝縮したような味わいで、甘みと酸味のバランスのとれた濃厚な美味しさの柑橘です。

・紅まどんな
外皮とじょうのう膜(薄皮)がとても薄くてやわらかく、果肉がゼリーのようになめらかで果汁たっぷりです。酸味が少なく、上品な甘みと口に広がる爽やかな香りが楽しめます。

・湘南ゴールド
レモンのような色味ですが、酸味がほどよく上品な甘さで、果肉はやわらかくジューシーな果実です。華やでフレッシュな香りが特徴です。

・湘南のかがやき
ハウスで栽培された、神奈川のブランドみかんです。一般的なハウスみかんと比べ酸味と甘みのバランスが良く、濃厚な味わいのみかんです。

その他、伊予柑、不知火、はるか、ゆず、レモン、グレープフルーツ、オレンジなども、人気のあるポピュラーな柑橘です。

柑橘の代表「みかん」の産地と生産量

日本で栽培されている柑橘類の中で、最も種類が多いのは「みかん」です。2023年産の収穫量は、全国で約240万トンで、柑橘類全体の約80%を占めています。
「みかん」について、生産量の上位5県をご紹介します。これらの5県で、全国のみかん生産量の約75%を占めています。

国内生産量

順位 都道府県 収穫量(t) シェア(%)
1位 和歌山県 152,500 22.0
2位 愛媛県 109,300 15.7
3位 静岡県 103,000 14.9
4位 熊本県 75,000 10.2
5位 長崎県 61,300 8.4

農林水産省「令和4年産みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量」より

柑橘類の旬

柑橘類の旬は種類によって違いますが、一般的に冬が旬のものがほとんどです。
最も多く栽培されている温州みかんは、11月から3月頃まで出回ります。「極早生」「早生」「中生」「晩生」と、同じ温州みかんでも品種によって収穫時期が異なり、さまざまな味わいが楽しめますが、最盛期は12月から1月にかけてです。
また、タンゴール系のみかんの多くは2月以降から収穫の始まる「晩柑」と呼ばれるものが多く、伊予柑、不知火、はるか、せとかなどが代表的です。

栄養価と効能

柑橘類はビタミンCや食物繊維、クエン酸などを豊富に含む、健康維持や美容に効果的な果物です。
代表的な栄養素であるビタミンCは、抗酸化作用や免疫力アップ、美肌効果などの働きがあります。また、柑橘類に豊富に含まれる食物繊維は、腸内環境を整える働きがあり、便秘の解消や生活習慣病の予防に効果的。酸味成分であるクエン酸は、疲労回復や新陳代謝を促進する働きがあります。
その他、血管の健康を維持する働きがあるビタミンPや、目の健康や免疫力アップに役立つβ-カロテンなども含まれています。
なお、柑橘類は、酸味が強いため、胃が弱い人や、食べ過ぎると胃もたれや吐き気などの症状を引き起こす可能性があります。食べ過ぎには注意しましょう。

Useful Information

「柑橘」のお役立ち情報

柑橘をより美味しく
味わっていただくための
基本情報をまとめました。

おいしい「みかん」の選び方

柑橘の代表である「みかん」について、見分け方のポイントをお伝えします。

  • 色が濃く、ツヤがあり、色ムラが少ないもの
  • 形が整っていて大きさが均一、重みのあるもの
  • ヘタが小さく軸が細いもの、ヘタが茶色く色づいているもの
  • 皮に弾力があり、触ったときに少し柔らかいもの

みかんは、品種によっても甘みや酸味のバランスが異なります。自分の好みの品種を選んでみるのもおすすめです。

柑橘の食べ頃と食べ方

柑橘の食べごろは、ヘタがあるものは茶色く色づき、皮には弾力があって、触ったときに少し柔らかくなった頃です。
みかんなど、手で剥いて食べられるものが多いですが、剥きにくいものは包丁で外皮を剥いてカットします。
柑橘の皮の内側の白い部分(アルベド)と中の薄皮(じょうのう)は、ビタミンCが果肉部分の約2倍含まれ、食物繊維が果肉部分の約4倍と、栄養素が豊富に含まれています。健康維持や美容に効果的な栄養素を効率よく摂取できるので、取り除かずに食べるのがおすすめです。

保存方法

常温の場合は、乾燥しないように冷暗所で保存します。
また、冷蔵庫で保存すると、味が落ちにくくなります。ただし、野菜室で保存する場合は湿度が高くカビが生えやすくなるため、ポリ袋などに入れましょう。
冷凍庫では長期間の保存が可能ですが、解凍すると味がおちてしまうため、外皮を取り除いた状態で冷凍して、スムージーなどにそのまま使うのがおすすめです。

柑橘のレシピ〜美味しいアレンジ

果肉や果汁を使う

ゼリーやムース、プリン、タルト、ケーキ、アイスクリーム、ジャム、コンポートなど、柑橘の果肉や果汁をそのまま使えば、柑橘の爽やかな酸味や香りが楽しめます。

皮を利用する

レモンやライム、ゆずなど、香りのよい柑橘は、皮をおろして風味づけに使えます。また、夏みかんやレモンなどの皮を使ったマーマレードや、オレンジの皮を砂糖漬けにしたオレンジピールは、皮を美味しくアレンジした食べ方です。

お料理のアレンジ

和食では柑橘類の酸味や風味を活かして、酢の物やサラダ、煮物や鍋物、漬物や佃煮、揚げ物など、さまざまなアレンジで柑橘が使われます。特に、柚子やすだちなどは、日本らしい季節感を演出する和食に欠かせない素材です。
洋食でも、柑橘類の酸味や香りを活かした、さまざまな料理があります。サラダやドレッシング、ソースやマリネ、魚料理や肉料理の風味付など、欠かすことのできない素材の一つです。
また、中華やエスニック料理でも、柑橘類はさまざまなアレンジで使われています。

おすすめレシピ〜唐揚げ

唐揚げのお肉にした味をつける際、みかんなどの柑橘の皮をすりおろして加えます。30分ほど漬け込んで味が染みたら、衣をつけて油であげると、柑橘の皮の香りが鶏肉に染み込んで、さっぱりとした味わいのから揚げになります。

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「柑橘」コラム

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